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【未知の知】って 未来だけじゃなくって 過去にもあるのかもです

< 21世紀を明るい時代にするためには 新しい知識、考え方が必要なんじゃない? >

2022年、関東甲信地区の梅雨は観測史上最短で終わって、6月27日、これまた観測史上最も早い梅雨明けとなりました。


梅雨が明けたからといって、スカッとするわけでもなくって、ジメっと暑いことに変わりはないんですけど、なんかね、ホントに異常っていいますか、天候が変わってきているんだなあって思います。


SDGsとかが盛んに言われるようになって、いろいろと生活意識が変わり始めている実感っていうのもありますけど、どうやら自然の変化の方はもっと早く進んでいて、少しの工夫とかじゃなくって、産学界をあげて、根本的な変化っていうのをもたらさないと、地球の未来に人間の居場所がなくなってしまうようなことになってしまうんじゃないでしょうか。


関東地方の内陸部では、6月だっていうのに40度を超えてしまっているところもあるんですね。
東京の最高気温は34度です、っとか言われると、あ、そうでもなかったんだなって思っちゃうところがあるんですけど、それって、かなり異常ですよね。
34度って、充分にむちゃくちゃ暑いです。


しかも気象庁の発表している気温って、あれでしょ、緑の中の土の上に建っている百葉箱の中の温度でしょ。
そんな環境って都市部の街なかとは全然違いますよね。


百葉箱の中の温度は観測史上としての比較の問題もあるでしょうから、そのまま活かすとしても、街なかの、渋谷のスクランブル交差点とか、東京駅前とか、新橋駅のSL前とか、いくつかそういう場所の温度も予報情報の中に取り入れていく必要があるんじゃないでしょうかね。例えばの話。


旧態依然のままっていうんじゃ、メディアの前面に出てくるお天気オネエサンが気の毒ってもんです。

 

 

 


地球環境は、いつのまにか、確実に変わってしまっている。たぶんおそらく、気温だけの問題じゃないんでしょうけどね。


なにか、誰にでもすぐに出来るようなことってないんでしょうか。


グレタ・トゥーンベリさんの言うように、化石燃料を使うなっていうことに賛同する動きが、世界中に見られるようになってきたかなって思ったら、ロシアのウクライナ侵攻です。
脱炭素に向けて、各国政府も動き出していた中、ロシアの天然ガス供給が経済制裁の対象にされたんで、ヨーロッパの多くの国が石炭利用を復活せざるを得なくなってしまっていますよね。


日本も、福島の原発事故以来、火力発電をかなり復活せざるを得なくなっていて、なんとか電力供給に支障をきたさないようにってしているわけですけれど、経済産業省は度々東京電力管内に「電力需給ひっ迫注意報」を出さないといけないっていうのが現状です。


国として何もしていないってわけでもないんでしょうけど、「節電」です。
熱中症もあるんで「無理のない節電」とか、苦しい呼びかけになっていますね。


これまでの知の連続とは違った、全く新たな知の大系、みたいなものって出てこないんでしょうか。


イラクの北部にあるチグリス川にかかっているモスルダム。
気候変動による極端な干ばつによって、このモスルダムの底から3400年前の古代都市が出現して話題になりました。


青銅器時代ミタンニ王国の主要都市「ザキク」だとされています。


イラク政府が充分な調査をすることなく自国の古代都市をダムの湖底に沈めてしまうっていうのには、水利用に対するひっ迫した理由があるんでしょうけれど、2022年初頭に行われた調査では、多くの工芸品や文字の刻まれた100枚以上の石板が見つかっているそうです。


肥沃な三角地帯を支配していたミタンニ王国の歴史、なぜ滅んでしまったのかを解き明かす端緒が見つかるかもしれません。


人間の知識って数千年の間に、決定的に進んでいる部分もあるんでしょうけれど、古代にも学ぶべきところ、21世紀の生活にヒントになるようなことも少なくないんじゃないか、って期待しちゃいます。


空中都市マチュピチュなんかも、なんであんな山の上に都市を作ったのかとか、なんでそこを捨てて、住民はどこへいってしまったのかっていうのは、単純に「ナゾです」とかじゃなくって、専門家の人たちには、何か新たな発見とか、意見とか、見つけ出して欲しいなあと、思うでありますよ。


宗教的な意味合いから都市を捨てて、生活環境を変えてしまったのか、なにかそうせざるを得ないような天変地異が起こったのか。あるいはウイルスだとか病原菌のせいだったのか、とかね。
マチュピチュのヒミツにも、きっと学ぶべきところがあるんじゃないんでしょうか。


漫然と衰退していくんじゃなくって、決然と環境を変えたような民族の知恵とか。

 

 

 


南米、ボリビアでも「古代カサラベ文化」の都市だと思われる遺跡が発見されました。


21世紀になっても、まだまだ人類の文化遺産って新たに発見されたりするんですね。


「古代カサラベ文化」っていうのはこれまで聞いたことがありませんでしたけれど、スペイン人が侵略してくる、少なくとも100年以上前に消えてしまった文化なんだそうです。


巨大なピラミッドを持っていて、道路や運河のネットワーク跡が見つかっている。
調査はこれからなんでしょうけれど、インカ文明との接点だとか、なにか大きな発見があるかもしれませんよね。


古代文化に対する捉え方っていうのも、野蛮とかそういう視点からじゃなくって、新しい捉え方が出てきてもいい頃なんじゃないかと期待しますねえ。


新世紀エヴァンゲリオン」が放送されたのは1995年でしたが、「裏死海文書」「死海文書外伝」っていうのが出てきていましたよね。


あれのヒントになっていた「死海文書」っていうのも2021年に新たな断片が発見されたりなんかして、いまだに話題性には事欠かない感じなんですけど、日本語訳も出版されていますね。


まあ、古代ユダヤ教の文書なんでしょうから、多分に宗教的内容なんだろうって思いますけど、「知恵文書」「魔術文書」だとかね、興味をひくものもあります。
日本語訳の本は1冊1冊が数千円して、全部で12冊。ん~、高いっす。


でも、この「死海文書」っていうのは文書自体もそうですけど、その発見っていうのもかなり不思議で、1946年の終わりから1947年の初めのいずれかの時期っていうことでハッキリしているわけじゃないんですね。


後に「死海文書」って呼ばれることになる古文書の巻物を見つけたのは、ベドウィンって呼ばれている遊牧民、羊飼いの2人連れが、巻物の入っている壺を偶然見つけて、金に換えるためのあーだこーだがあったからみたいなんです。


価値に気が付く人の手に渡るまでの変遷がハッキリしないってことなんでしょうかね。


巻物が書かれたのは紀元前140年ごろから西暦68年までのものだっていうことなんですけど、キリストが生まれるかなり前のユダヤ教についての文書なわけで、それが2000年以上発見されなかったって不思議。


死海の北西部、クムランっていう遺跡にある洞窟の中にその壺はあったそうなんですけど、狭い洞窟だとはいえ人跡未踏ってわけじゃない場所に置いてある壺ですよ。
2000年もの間、誰にも気付かれずに置いてあった。

 

クムラン

 

まあ、2021年になってもまだ発見が続いていたりするわけですからね、複雑な迷路みたいになっているのかもですけど。


死海文書では人類の滅亡は2018年になっているみたいなんですけど、どうやらね、それは無事に過ぎています。


欠損している部分も多いっていう死海文書ですけど、終末論とかそういう方向じゃない、人類の知恵みたいなものを、どなたか読み取れたりしないもんでしょうかね。


新世紀エヴァンゲリオン」の最終2話っていうのも、評価の分かれるところでしたけど、そもそもユダヤ人っていうか、人類はなんで、そういう文書を遺そうとするんでしょうか。何を伝えたかったんでしょうか。


単に歴史書じゃない「死海文書」っていう存在も新たな解釈を、誰か、して欲しいですねえ。


ソドムとゴモラの街が、神の火で破壊されて、その廃墟が沈んでいるっていわれているのが「死海
塩の濃度が高すぎて、生き物のいない湖。
でもたぶん、今の我々が「死海文書」って呼んでるだけで、死海そのものとは、特に関連はないんでしょうけれどね。

 

 

 


古代の知恵。未知の知。なんか、21世紀に蘇らせるべきようなのって、あったりしないんでしょうか。


ホントに頭のイイ人たち~、お願いしますよ~。21世紀を救ってくださ~い。