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【ミトコンドリア活性化計画 その2】コエンザイムQ10ってなんなの?

< 聞いたことありますねえ っていうことでちょっと調べてみたら けっこうグレーだった件 >

ミトコンドリアを活性化させてエネルギッシュな生活を送りましょう! っていう話の第2弾であります。


前回の「ミトコンドリア活性化計画」では、そのミトコンドリアを活性化させる方法として「腹7分目」「ちょっと寒いぐらいの薄着」っていう2つの方法があることを知ったわけです。
新説って言えば新説っぽい感じですけどね。


個人が生活習慣として「腹7分目」「ちょっと寒いぐらいの薄着」を意識していけば、ミトコンドリアは活性化して元気ハツラツになれるっていう結論だったんですが、腹7分目って、ちょっとツラそうですよね。とくに酒吞みにとってはムツカシイ感じがします。


イイ塩梅に呑んだ後の〆。これが醍醐味だったりしますからねえ。
いやあ、呑んだのんだ、食ったくった。満足満足!
これ、やっちゃいますよねえ。


寒いぐらいがちょうどイイんですよっていうのも、どうもね、木枯しに1回、ぴゅ~って吹かれたら、ハイそれまでよ、で、薄着の覚悟なんて簡単に吹っ飛んじゃう気がします。


で、ミトコンドリアを活性化するにあたっての他力本願方法です。

 

 

 


コエンザイムQ10(キューテン)」の摂取っていう方法があるんですけど、どうですか? 知ってます? 「コエンザイムQ10」っていうの。その正体。


♪還元型 還元型 コエンザイムQ10


っていうコマーシャルの歌が耳に残っているんですよね。
っていうレベルで聞いたことはあるんですけど、なに? 「コエンザイムQ10」って、っていう状態でしたんで、今回ちょっと調べてみませう、ってことなんであります。


ググってみますと簡単に答えが出てきました。
ウィキさん曰く、


ミトコンドリア内膜や原核生物の細胞膜に存在する電子伝達体の1つであり、電子伝達系において呼吸鎖複合体IとIIIの電子の仲介を果たしている」


はは~ん、そですか。って、クォラアーッ! そんな解説で何が解るっちゅうねん! さっぱりワヤでんがな。


何も分らん! っていうことではあるんですが、「電子伝達体」なんだそうでして、はい、なんだかエネルギーを伝えるっていう部分では、そゆもんですか、ってなんとなあく理解しておけばイイのかもしれません。


なんかね、学術的には「ユビキノン」っていうんだそうです、「ユビキノン」。


動物の名前、植物の名前もそうですけど、こういう学術名っていうのかアカデミックな名前って、なんだかみんな怪獣の名前みたいに感じちゃうんですけど、なんでしょう、ラテン語ってヤツなんですかね。
日本語話者としては、どうもね、馴染みません。「ユビキノン」


じゃあ「コエンザイムQ10」っていうのが商品名なのかっていいますと、そういうもんでもなくって、「別名」っていうことですんで、なんだかその辺の事情はよく分かりませんです。
けっこうおざなりに扱われているものなのかもしれないですねえ。


で、「コエンザイムQ10」には3種類あるんだそうです。


「酸化型コエンザイムQ10
これがユビキノンって呼ばれるヤツで、身体のエネルギー合成に働きがある。
単純に「コエンザイムQ10」って言った場合にはこのユビキノンを指すみたいです。


「還元型コエンザイムQ10
これはユビキノールっていうんだそうで、抗酸化作用に働きがある。
これですね、コマーシャルで聞いたことがあるのは。還元型って、抗酸化成分ってことだったんですね。


「ユビセミキノン」あるいは「セミキノンラジカル」
これの働きはよく解っていないみたいですけど、「酸化型コエンザイムQ10」と「還元型コエンザイムQ10」の中間の性格ってことみたいですね。
中間ですって。意味分らんです。


コエンザイムQ10」は、1957年に発見されたんだそうで、半世紀ちょっと前ですね。
ユビキノンっていう名前は「ユビキタス」からきているんだそうで、聞いたことありますよね「ユビキタス


IoTっていうのとはまた違って、街じゅうにコンピュータが埋め込まれていて、それに反応する機器を持ち歩くことによって、だれでも、いつでも、どこでも、必要なデータにアクセスできるっていうサイバーシティ構想でした。
どこにでもある、っていうのがユビキタスの意味でしたですね。


つまり発見された「コエンザイムQ10」はどこにでもあるもの、っていうことに由来するってことです。


ま、ミトコンドリアは人の細胞の中に1つから1000以上存在しているってことですから、実際、人体のどこにでも存在しているものですもんね。

 

 

 


Q10」のQは、ひところはビタミンQって言われていた名残りのQなのか、「ubiquitous(ユビキタス)」のQなのか、そこはちょっと分かりませんでしたが、10っていうのは、「イソプレン側鎖」っていう化合物の数が10だからなんだそうです。


「イソプレン側鎖」がつながっている数は高等生物ほど多くなっていて、人が10で、ねずみなんかは9。下等動物って言われている爬虫類、両生類、魚類なんかだと6から9なんだそうです。


で、その「イソプレン側鎖」ってなに?


知らんッ! 知らんがな。調べてもなんのこっちゃ分かりませんでした。ま、とにかくそういう名前の化合物でおまんねん。


そんでね、結局、ってなにが結局なのか分かりませんですけれどね。


令和の今現在、いろいろと「コエンザイムQ10」のサプリメントが売られているわけですから、それを摂ったら、手っ取り早くミトコンドリアが活性化して、産出してくれる元気の素「アデノシン三リン酸(ATP)」の量が復活して、元気充実、晴れやかな毎日ってことになるんでしょねえ、って思ったら、なんかね、そういう保証は無いみたいなんでありますよ。


1957年の発見以来、各国で「コエンザイムQ10」を使った実証実験って、けっこうやっているみたいなんですけど、その結果はですね、大きな被害は出ていないけれども、明らかな効果も確認されていない。


つまり人体のミトコンドリアは「コエンザイムQ10」をサプリメントで摂取しても、ちっとも嬉しがらない。
元気になって「アデノシン三リン酸」をどんどん産出してくれるわけじゃないってことなんですね。


なんだかなあ、です。


アメリカなんかではけっこう治療薬の中に「コエンザイムQ10」が使われているっていう実績があるんで、それをウリにしたサプリメントのコマーシャルだとかを疑いもしないっていう風潮があるみたいです。


日本の医療界でも1975年ごろから、心筋梗塞脳卒中、糖尿病の治療薬に「コエンザイムQ10」が利用されていて、2001年には「食品」として認可されたっていう歴史があるみたいです。
コエンザイムQ10」のサプリメントだとかは、2001年以降の発売ってことなんでしょうね。


でも、ほら、「食品」としての認可ですよ。


♪還元型 還元型 コエンザイムQ10


っていうのは、ユビキノールですから抗酸化作用に効果です。
身体のサビを排出して、力強い若さをキープ!


ってことなんでしょうけれどねえ、厚生労働省としては「食品」なんですねえ。


厚生労働省「話題の食品成分の科学情報 コエンザイムQ10について」の記述を見ましても、

 

コエンザイムQ10製品は、疲労を回復する、肥満を解消する、美容によいなどの効果がうたわれています。そこで、私たちがコエンザイムQ10を摂ったときの効果について調べたところ、身体の疲労度を表す指標を見た研究2報では、いずれも改善効果が認められていませんでした」

 

 

「そもそも、コエンザイムQ10は人の体内でつくり出すことができます。現時点において、本当に健康食品からコエンザイムQ10を摂った方が良いのか、またどれくらい摂ったら良いかは明確になっていません。また、健康食品は含有量や品質などにばらつきがあり、医薬品と同じように判断することはできません」


なんだそうでございまして、ま、効果が無いとは断定しないし、商売の邪魔はしませんけどね、っていうポジションですね。厚生労働省


なので、ですので、ちょろっと調べてみた結果的としては、「腹7分目」「ちょっと寒いぐらいの薄着」っていうことを実行して、ミトコンドリアに踏ん張っていただくのがヨサゲです。


っていうか、繰り返しになりますが、その「腹7分目」「ちょっと寒いぐらいの薄着」っていうのも、最近出てきた説、みたいなんですけどねえ。

 

 

 


あれはどなんでしょ。ミドリムシ
なんか似てませんか、ミドリムシミトコンドリア、イラスト的な見た目として。


ま、カンケーニャー、でしょねえ。「ミ」と「ド」しか合ってないし。


結局「コエンザイムQ10」ってなんなのか、よく分かりませんでしたですねえ。


「腹7分目」「ちょっと寒いぐらいの薄着」でいくのが良さそうです。

 

 

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