ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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あなたが求めるのは【ピペリン】か【カプサイシン】か おうち時間に活力刺激 後編

<後編はカプサイシンです トウガラシです 痛みです そんでもって柚子胡椒です>

おうち時間の正しい刺激」胡椒に続いての後編なんですが、本編に入る前に、世界と日本のコロナ情勢について見てみたいと思います。


コロナ感染第4波は勢いを増していて、大阪の医療崩壊、インド情勢の悲惨さが多く報道されている現状です。


北海道公立大学法人札幌医科大学の「人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移【世界・国別】7日間の新規死者数(人口100万人あたり)2021/05/08現在」によりますと、世界平均は「11.1人」なんですが、

 

ブラジル「70.0人」
アルゼンチン「65.2人」
イタリア「27.5人」
トルコ「26.6人」
フランス「24.1人」


となっていて、このところ世界から医療救援を受けていてニュースに盛んに取り上げられている国、
インドは「4.4人」
という数字です。


報告されている数値がどれほどの正確性を持っているのかと、訝しむような報道もありますが、ブラジルの数字には驚かされます。


このところワクチン接種が進んで、制限緩和が報道されている、
アメリカは「14.4人」
イギリス「1.2人」
となっています。


相変わらずワクチン接種が進まない、
日本は「4.1人」
という数字になっています。


死亡者数がコロナ禍の全体像を示すものではないでしょうけれど、もう明るい出口が見えてきたというはしゃぎ加減のアメリカと、文字通り八方塞がりという重い空気感の日本を比べてみますと、アメリカが「14.4人」であるのに対して日本は「4.1人」です。そしてインドは「4.4人」
もちろん日々変動していく数字ではあります。


国民の気持ち、街の空気感は、全く対照的なように思えます。国民気質というものもあるんでしょうけれど、政治の果たす役割というものを強く思わざるを得ませんね。


そして国内に目を向けますと、同じく北海道公立大学法人札幌医科大学の「【都道府県別】人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移 7日間の新規死者数(人口100万人あたり)2021/05/08現在」というデータがあります。

 

盛んに取りざたされている、
大阪は「22.6人」
北海道「5.5人」
福岡県「3.1人」
愛知県「2.3人」
という数字で、


東京は「1.3人」
となっています。


大阪は非常に大きな数字で、心配この上ないんですが、メディアは「あのインドより悪い数字」ということばかり取り上げています。もちろん数字的に間違っているわけではありませんが、刹那的な判断で何を訴えかけようというのか、肝心な部分が見えて来ません。


しかしまあ、こうして数字で見てみますと、なぜ大阪だけがこんなに悲惨なことになっているのか。知事の真摯な表情に照らしてみても、変異株の恐ろしさを痛感します。


東京って案外低いじゃん、という声も聞こえてきそうですが、医療従事者の懸命の活躍があってのことでしょうし、それも臨界点に迫っているとのことですから、ここもやっぱり刹那的な判断をするべきところではないでしょうね。


医療従事者、医師、看護師、ばかりでなく、多くの救急隊員や保健師さんたち。もう1年以上も緊急事態に対応してるわけですから、ホントにギリギリなんだろうと思います。感謝しかありません。

 


ってことで、まだまだ大人しくしていなさいっていう事態は変らない日本ですが、倦まず腐らず、おうち時間の工夫をして暮らしていくしかありませんですよ。まったくねえ。


ここまで長く続きますと、ずっと静かにばっかりじゃ、気持ち的にもちませんので、心と身体に少しばかり刺激を与えてみましょうということなんであります。


日常が、ごく当たり前の日常であるための、緊張と緩和。刺激と弛緩。ささやかな工夫。


前編で取り上げてみました【胡椒のピペリン】の刺激は、辛い、といっても、じっくり味わえるタイプの、言ってみれば「静かな刺激」でした。


この後編で取り上げてみるのは「トウガラシのカプサイシン」です。


自粛自粛で煮詰まってしまって、精神的に、もう爆発寸前で、コンニャロ! バーロー! ブーフーウーッ! って、もうワケわかんない一歩手前状態にまで追い込まれている人向けです。いや、ホント、そんな感じ。
なんとか、どこでもイイから、少しでイイから、スッキリしたい気持ちです。


カプサイシンは「消化・血行促進」という働きが知られていますが、そっちに期待するのではなくって、単純に「カアーッ! と来る瞬発的、爆発的な刺激」にこだわってみます。


そのまま齧るって人もいるかもしれませんが、それはシシトウぐらいにしておいた方が、とも思います。お勧めはしませんです。


トウガラシは、カレーにも入っていますし、中華料理でも多くのメニューに入っていますね。


焼き鳥屋さんのオクラの串焼き。時々、ドッヒャアーっていう辛さのヤツが混じっていたりすることもあります。トウガラシの仲間ってたくさんの種類がありますよね。


オクラの場合は想定していない辛さなので、一口にバクっといって、ドカーン! 涙目でビックリポンってことになります。でもこれはこれで、楽しい、といいますか、そう思わないとやってられません。
あのバカ辛いオクラは、先祖返りなんだということを聞きましたが、どうなんでしょ。


トウガラシ入りのメニューは世界中に有るわけですが、変わり種として有名なのが「チリビール」ですね。


以前はスーパーの酒売り場にけっこう並んでいた気がするんですが、コロナビールとか。このところ見かけなくなりました。大きな店に行けばあるんでしょうかね。


なんだってビールの中にトウガラシを入れちゃったんでしょうか。謎です。

 


はまるとクセになる辛さです。ですが、はまらないと「これ作ったヤツ、バカなのか!」って思っちゃいますね。いろんな種類があって、いろんな辛さです。


ビールって名前ですが、中身は日本で言う発泡酒らしいです。
たいていメキシコ産。


ん? チリなのにメキシコ? 地理的に近いから、工場がメキシコにあるのかな?
とかね、ずっと思っていたんですが、チリってトウガラシのことらしいです。つい最近知りました。


チリは南米大陸の原住民の言葉から来ているということで、トウガラシの原産は南米なんですね。
ってことは、あの国名のチリ、って、日本語に訳しちゃうとトウガラシってこと? かなん?


日本語では唐辛子って書きますから、中国経由で入ってきたんだろうと思われます。


トウガラシの種類に関しては、その名前でハッキリ区別がつきにくいなあという印象です。いっぱいあります。
料理のプロなんかは、しっかり把握しているんでしょうけれどね。


だいたい「チリペッパー」「チリパウダー」「レッドペッパー」「カイエンペッパー」とか、何がどう違うのか、よく分かりません。


ま、トウガラシって、そういうもんだね、っていう理解でイイのかもしれません。


ハバネロとか、ハラペーニョとか、わざわざ開発したのか、突然変異なのか分かりませんが、存在することに疑問を持たざるを得ない辛さですよね。
そういうのがボトルに入っているのが「チリビール」


とにかく刺激が欲しいって時に、ググーッといくのがイイんじゃないでしょうか。


でも念のために、よく冷えた日本製のビールか、クラッシュアイスたっぷりの炭酸とかを用意してからが、ただしいチャレンジ、だと思います。
種類に寄りますが、辛いのはホント、バカ辛いです。飲み物なのに、炭酸飲料なのに、辛い!


で、このトウガラシ飲料。実はチリビールだけじゃないんです。


ロシアの「ペルツォフカ」っていうのも辛い。これはウォッカ。風邪をひいたときに呑む習慣があるんだそうですが、ま、風邪の引き始めってことでしょうかね。体力がないとヤバそうです。


日本にもあります。本坊酒造「薩摩の覇王RAAA」

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なんだこれ? らあああって読むの? 芋焼酎だそうです。トウガラシはハバネロ。匂いからして辛いんだそうです。
これ、呑んだことないです。呑む予定もないです。はい。ハバネロ芋焼酎。。。


梅酒もあります、「とうがらし梅酒」これは何種類かあって、それぞれ醸造元も違うようです。
こちらも、呑んだことないです。呑む予定もないです。はい。


ピーマンやパプリカもトウガラシの仲間らしいですが、京都の「万願寺とうがらし」「伏見とうがらし」も辛くなくて旨いですよね。


こうして考えてみますと、個人的には、トウガラシよりは胡椒、「カプサイシン派」ではなく、「ピペリン派」なんだってことが判りました。


辛いビール、一度経験しておいて悪くは無いでしょうけれど、あれが好きだって人は酒呑み、じゃないと思われますね。ビールをグイグイ呑むという勢いの中に必要のない辛さ、だと思います。
でも、好きな人は大好きなんですよね。はまってしまう辛さと言いますからね。


対して、いろいろある胡椒はたいていどれでも好きなんですが、唯一「なんだこれ?」と感じたのが「柚子胡椒」

 


九州ではスタンダードな調味料だということですが、「なんだこれ?」です。


柚子胡椒と言いながら、胡椒は一粒も入ってないんですよ、これが。
柚子風味のトウガラシなんです。


旨いんですけれどね。何にでも合いますし、好きな調味料ではあるんですが、ナンデ胡椒? ってことです。


答えは単純で、九州地方ではトウガラシのことを胡椒と呼ぶから、ということなのでした。
じゃ、胡椒は? っていうと、それは「洋胡椒」
あっさり解決?


なんでそう呼ぶことになったのか。
「そんな古いことは、誰にも分らんよ。ハッキリせんよ」
だそうでした。大分県人が言ってました。


ま、その辺は深追い致しませんです。はい。


きょうはこれから、近所の町中華で「スーラータンメン」いこうと思います。


酢に胡椒とトウガラシ、両方がたっぷり入っていますね。寒い時期に食べても汗がダーラダラ出ます。


カプサイシンでスッキリを実現するなら、チリビールよりスーラータンメン、です。はい。

 

<活力刺激シリーズ>

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