< 未確認生物って 居るって考えれば ちゃんと居るんじゃないかって思えます >
UMA(Unidentified Mysterious Animal)っていう言葉は完全に和製英語で、日本だけでしか通じないんだそうですね。
英語圏ではCryptid(クリプティッド)って言うみたいです。
UMAっていうのは「ウーマ」って発音するみたいですが、ちょっとね、ポップな感じはしませんよね。
おそらく、口の端にのせるっていう感覚より、目で見る字面でUFO(Unidentified Flying Object)に寄せて考え出したんでしょうけれど、「Animal」って限定しちゃう感じもあってそんなに支持を得られなかったのかもしれません。
クリプティッドっていう言葉も、どうでしょう、そんなに聞かない気がします。
ただね、未確認生物って、オカルト的な存在ばっかりじゃなくって、真剣に考えてみても良さそうな存在のようにも思えるんですね。
未確認生物っていえばスコットランドの「ネッシー」、北アメリカの「ビッグフット」、ヒマラヤの「イエティ」あたりが世界的に有名で、よく知られていますが、実在を信じている人ってどれぐらい居ますかねえ。
客観的実在証明が出来ない、とかいう以前に、何を食べて、どうやって生き続けているのか、かなり疑問ですもんねえ。
居たら面白いなあ、とは思うんですがねえ。
ビッグフットなんて人型で身長が6mもあるらしいですよ。
んなの居るわけないじゃん、って言うのが良識的判断ってものになるんでしょうね。
日本だと「ツチノコ」が知られていますよね。
長さ数十cmで、日本全国に目撃談があります。
でもツチノコって、なんか、そんなに驚くような未確認生物じゃないですね。
実は私自身も見たことありますよ。
数十年前ですけどね、神奈川県の山間の地元では「マムシ沢」って呼ばれている、細い流れの近くで、草むらをシュシュシュって感じで這って行くのを、なんと2回も見ました。ホントです。
たぶんあれは、妊娠したマムシなんだと思います。
ツチノコと妊娠したマムシは違うでしょ、って言われれば、あ、そですかって言うしかないんですが、姿かたちは、イラストや絵で見るツチノコそのものでしたよ。
なんかね、いろんなところで目撃されているツチノコって、妊娠したヘビなんじゃないんでしょうかね、って、個人的にはずっと思っています。
目撃したのは短い時間ですけど、ツチノコ発見! っていう感動する感じにはなりませんでしたね。動くの、しんどそうって思っただけでした。
普段目にしている生物たちと、大きさ的に変わりありませんでしたからね。
平常から胴体の太い種類のヘビが見つかったとして、それって新種ってことで落着しないんでしょうかね。
ツチノコのことを考えると、未確認生物と新種って境界がないような感じもします。
ツチノコは1973年ぐらいにブームになった未確認生物ですが、そんなもんじゃなくって、日本の歴史的にかなり古くから知られているのが「カッパ」
カッパもまた、多くの目撃情報があるみたいですよね。
でもその多くが、もはや伝説っていう感じになってしまっているぐらいの古さ。少なくとも現代に入ってからの目撃情報はないっていう未確認生物です。
ま、昔は居たけど、今は絶滅種っていう可能性はあるのかもしれないですけどね。
茨城県の友人の実家に遊びに行ったとき、地元のジサマにカッパを見たことがあるって話を聞いたことがあります。
その近所では有名なジサマで、ウソを言うような人じゃないんだけどねえ、っていう、あれ? っていう評判ではあったんですが、ジサマによると、人間の子どもぐらいの大きさで、全身に苔が生えているように見えたそうです。背中の甲羅も、頭の皿も「そうは見えなかった」らしいです。
背中の甲羅も頭の皿もない、全身に苔の生えた人間の子どもぐらいの大きさって、なんか、草むらを這いまわって遊び疲れた、人間の子どもなんじゃないの? って気もするんですが、カッパだった、らしいです。
岩の上に座って、じっと川を見ていたってことらしくて、そのころ子供だったジサマに気が付くと、ぞっとするような目で見て、何も言わず、川に飛び込んで見えなくなってしまった。
ううむ。カッパ、ですかあ。居たのかもですよねえ。
しばらくその場で動けなくなるぐらい「恐ろしかった」らしいです。
古い絵で見るカッパって、羽を生やせば、そのまま「カラス天狗」みたいですもんね、人間の子どもぐらいの大きさであれば、充分恐ろしい対象に成り得そうです。
遭遇してみたいなあ、って気が、ちょっとします。
ただですね、甲羅も皿もないのになんでカッパだって感じたんでしょうね。人間とは違う種類の生き物、ってオーラを感じたってことなんでしょうか。
でも、カッパより圧倒的に遭遇してみたい未確認生物は、なんといっても「けさらんぱさらん」です。
聞いたことありますよね「けさらんぱさらん」
ふわふわした白い毛玉状の未確認生物。
幸運の使者とされていて、遭遇したことを他人に言わない方がイイんだそうですよ。
江戸時代ぐらいから知られているらしいんですが、英語圏にも「エンジェル・ヘア」って呼ばれている、細い糸のような繊維の塊りが降ってくる現象があって、けさらんぱさらんとの類似性を指摘する向きもありますが、エンジェル・ヘアって生き物じゃないみたいですけどね。
エンジェル・ヘアが目撃されるのはUFO目撃と関連性があるらしくって、UFOを見たあと、空からエンジェル・ヘアが降ってきて、触れると消えてしまう、ってことみたいです。
日本のけさらんぱさらんは、オシロイを適切にあげていれば長生きするっていう逸話が残っています。
人に飼われていたっていう、明らかに生き物っぽい未確認生物です。
ぜひ接触してみたいです。
植物なのか動物なのか判然としない、っていう説明もあったりするんですが、未確認生物だっていうのに、ハッキリするわけないじゃん! って気がするんですがね。
にしてもユーモラスな名前ですよね。けさらんぱさらん。
「さっぱりわからん」っていう意味の東北弁からきている、って説があるらしいんですが、ま、ぼんやり聞いていれば似たようにも思える発音ですが、どうなんでしょうね。
東北地方のどこの言葉なのかを明言していないので、ちょっとね、って感じです。
でも、さっぱりわからん、っていう名前の未確認生物って、けっこうイイ感じ、かもしれません。
もう1つ、スペイン語の「ケ・セラ・セラ」から来ているっていう説もあります。
なんでスペイン語? っていうのはナゾですが、なるようになるさ、っていう名前の未確認生物っていうのも悪くないですね。
ちなみに、恥ずかしい話ですが「ケ・セラ・セラ」って、ずっとフランス語だって思ってました。スペイン語だったんですね。ふううん、です。
で、この、けさらんぱさらんなんですが、未確認生物だって言ってるのに、展示されているんですね。少なくとも2カ所で。なんでやねん。
1つは山形県鶴岡市の「加茂水族館」
猛禽類が排泄した小動物の毛玉、らしいです。
もう1つが兵庫県姫路市の「姫路市立動物園」
こちらも猛禽類が消化しきれず吐き出した羽のかたまり。
はあっ!? ちゃうやん! けさらんぱさらん、未確認生物、ちゃうやんね。
そんなね、けさらんぱさらんとかいうね、未確認生物とか、居ないから。っていうオトナな態度なんでしょうかね。ツマランやっちゃで、ホンマ。
居るかもしれませんよね、けさらんぱさらん。
幸運をもたらしてくれるかどうかは分かりませんが、存在自体は可能性、あるような気もします。
だいたい、現代人が知っているつもりになっていることって山ほどあるじゃないですか。ね。
南方熊楠が研究していたことで知られる「粘菌」ですが、あれって「自力で移動する植物」って言えるような、なんとも不思議な生き物ですよね。
歩く植物です。
環境に合わせてどんどん変形していくなかで、菌類ですからね、埃って言われるような形態をとることもあるらしいです。
そういう段階で、ふわふわ空中を飛んでいる時に「おっ?」って人間と接することがあってもおかしくないでしょ。
21世に入って「粘菌」の研究がどれほど進んでいるのか、さっぱり分かりませんけれど、現生人類にとって不思議な生物って、まだまだ居るんだと思いますし、粘菌の生態なんて、全然解明されていませんからね。
けさらんぱさらん発見! っていうニュースがあるかもしれません。
言ってみれば、今回の新型コロナウィルスだって、人類にこれまで知られていなかった生物には違いないんですもんね。
人類にパンデミックをもたらすような未確認生物じゃなくって、幸運をもたらしてくれることを期待しちゃうっていうような、けさらんぱさらん。
遭遇したいです。
なんでそんなことを思うのか。さっぱりわからん。けさらんぱさらん。。。
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