ウキウキ呑もう! ニコニコ食べよう!

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ーー 居酒屋トークの ネタブログ ーー

【働かない働きアリ】の割合から面白いブログ記事の割合を考える

<ブログを続けるモチベーションを無くさないために ユダヤの法則を無理にでも納得する>

自分のブログに対する評価を頑張り過ぎなければ、つまり自分で書いた記事の出来具合にあまり厳しくせずに書き続ければ、結果としてブログを長く続けられるのではないかという考え方についてです。


メタレベルで考えれば、ブログが長く続いているということは、新たな記事をコンスタントにアップし続けている結果なわけで、アクセス数も収益も、記事数の多さ、ブログの経年数の長さによってしか良い結果を望めないということになりますよね。


書き続けなければダメってこと。

 

 

 


そうは思っているんですが、このブログ、まだ4か月ほどしか経っていないという状態で、だいぶしんどい感じがしてきました。


そもそもこういう記事を書いていること自体 “ネタ、ないんじゃね!?” ってことなのかも、って思ったりもします。
1日1記事を出来るかぎり続けよう、と思ってきたんですが、ま、記事を書き続けるっていう作業はなかなかハードワークなのでありました。


ブログをやっている人なら誰でもそうだと思うんですが、一応自分で満足できる内容の記事をアップするわけじゃないですか。

で、記事を書くのがけっこうしんどいぞって感じ始めると、その、自分で書いた記事の満足度がヒクイって感じてしまいがちになるですよね。なりませんか?


個人的にそんな危機感を持っているきょうこのごろ。なのであります。


【書き続けるコツ】だとかいう記事も書いたりして、あらかじめ覚悟をしていたことではあるんです。
「ま、いっか精神」で書き続けようと自分に言い聞かせてきたという、一応の工夫。


でもなかなかねえ。「ま、いっか」レベルさえいかない感じ。記事の出来ね。


こうなってくると、アップしてある記事の内容についても、けっこうネガティブに反省したりし始めます。


これって、ストップしちゃうパターンかも?! ブログ「きゅ~け~」の危機。


で、今回は、「ユダヤの法則」を無理矢理持ち出して来て、それに従って、強く「ま、いっか精神」を持ち直そうという工夫です。「ないものねだり」からの脱却。


同じような不満足感に囚われている人だって、きっと居ると思うですよ。


大前提として「ユダヤの法則」ってのがあります、存在します。


ざっくりと「8:2の法則」とか言われることもあります。プロジェクト管理だとかのナレッジとして喧伝された時期もありました。
正式には「78:22の法則」っていうみたいです。


って、なんなん? というのをみていきます。


そもそも地球はですね、っと大きく出ますが、海が78%、陸地が22%、なんだそうです。


そして地球の大気は、チッソが78%、それ以外の酸素だとか炭素だとかが22%。


その大気を吸って我々は生きているわけですが、肺呼吸が78%、皮膚呼吸が22%。


で、その地球の大地に立ち上がるとき、体重の78%をかかとで支え、つまさきでは22%を支えているんだそうですよ。それが自然なバランス。地球の法則。


身体の内部に目を向ければ、人体の78%が水分、それ以外が22%。


腸内の菌は78%の善玉菌と22%の悪玉菌でバランスをとっている。


これが「78:22の法則」です。


まだ他にもあるんだろうと思いますが、世界は「78:22」で成り立っているってことなんですね。


ん? ユダヤは? どう関係してんの?
ですよね。


こういう78:22のバランスの全てを発見したのがユダヤ人ってことじゃないみたいです。
だいたい、いっときに分かるようなレベルのナレッジじゃないですよね。いかにユダヤ人が優秀だとしても。


じゃあ、なんで「ユダヤの法則」って言われているのか。


シェークスピアの時代には既に金融家が多かったことが知られているユダヤ人。


貨幣経済の中で「宇宙法則」を見つけ出して、その法則にしたがって金融業を発展させていった。
その発見した法則というのが「金を貸したい人は78%、借りたい人は22%という割合を維持しながら金融業を営めば成功する」というもの。


法則の発見というより、カバラ数秘術だとかもからめて、上記の78:22の世界のバランスも含めて、ユダヤ人同士で広めたっていうことなんでしょうね。


1ポンドの重さの肉体を抵当としたシャイロックさんも、なんかこういう法則みたいなものに基づいて、その割合を導き出したのかもしれませんです。78:22だけという、単純なものではないでしょうからね。


カバラってなかなか凄い、らしいですよ。知らんけど。

 

 

 


でもそれで、実際成功していて、ニューヨーク、ウォール街ユダヤマネーは地球を牛耳っていますからね、なかなかなもんです。78:22。ユダヤの法則。


その後19世紀のイタリアで発表されたのが「全体の2割の優良顧客が売り上げの8割をあげている」という「パレートの法則」です。


この、イタリアの経済学者パレートが唱えた法則は、今では部分的にしか有効でないとされています。


要素として何をメインとするかの問題はありますが、「ユダヤ人の法則」と「パレートの法則」が挙げているバランスはだいたい同じですね。78:22と8:2。


そして「パレートの法則」の亜種とされているのが「働きアリの法則」です。

 

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アリは、全体の2割がよく働き、6割は適当に働いているが、あとの2割は全く働かない。「2:6:2の法則」ともいうみたいです。


これは、一定数以上の人数のいる会社に勤めている人、勤めたことのある人。あるいは、いくつかのプロジェクトを経験したことのある人なら、納得、実感できているのではないでしょうか。


中世や19世紀の経済状況は明らかに今とは違っているでしょうけれども、アリさんの法則は今現在のことです。


必ずそうだ、というわけではありませんが、2:6:2というのはアリばかりではなく、人にも充分あてはまる。経験的に肯ける法則だと思っています。
アリさんを観察したことはありませんが、相当数のプロジェクトを経験してそう思います。


働きアリっていうのに働かないの? という笑い声をよく聞きますが、働きアリっていう名前は人間が勝手につけたものですからね、2:6:2というのは、1つの巣に暮らすアリたちが一族を永続させrための自然の摂理なんだそうです。


時代順に並べてみると「ユダヤ人の法則」⇒「パレートの法則」⇒「働きアリの法則」という順番になります。


今に近い「2:6:2の法則」のバランスは、ブログにも当てはまらないでしょうか。


ようやく今回のテーマに辿り着きましたです。はい。


自分のブログに10記事アップしているとします。
そのうち、収益を上げている記事、アクセス数を集めている記事は、どうでしょう、2記事ほどということにならないでしょうか。
100記事アップしているのであれば、20記事というつもりで言っていますが、どうでしょうね。


60記事はそこそこのアクセスがあるけれども収益には貢献しているほどではない。
残りの20記事は、そもそものアクセスがあまりない。
そういうバランス。2:6:2。


こう考えてみますと、おそらくこれは成功しているブログの場合ということになるのかもしれません。


ま、自分が現時点で収益を上げていませんので、なんとも言えない部分も大きいのですが、2割の記事が収益を上げているとすればかなり効率がイイと言えるような気がします。


アクセス数は通常、ブログ全体の数として取り上げられていると思いますが、すべての記事が等しくアクセスされているということは考えにくいですよね。


やっぱり、全体の中のいくつかの記事がアクセスを集めているんだと思います。


1記事あたりのアクセス数がどれくらいなのか。はてなブログの「アクセス解析」や、グーグルアナリティクスで確認できますよね。


現段階では月に1,000程度のアクセスしかありませんので、みなさんの参考にはなりませんけれど、100記事ちょっとのブログでアクセス数の高い記事はなんと5記事ほどしかない、というのが当ブログの現状です。
ダメダメですね。


収益は上げていませんが、このブログのアクセス数を上げている記事バランスも当てはまるような感じです。


半年とか1年とかが経過して、月のアクセス数が1,000程度しかないとすると、ホントにガックシ、ですが、そこまでにはまだ間がありますので、奮闘努力、書き続けていくしかないんだろうなあ、と。


でもここで、


♪奮闘努力の甲斐もなく
♪きょうも涙の きょうも涙の陽が落ちる
♪陽が落ちる~


って黄昏てしまっては元も子もありませんので、「2:6:2の法則」の捉え方を、ちとアレンジしてみました。


無理矢理のアナロジー


全体の2割程度しかアクセスを集められないということは、その2割程度しか人気のある、面白い、まともな記事が書けない。それが実績のあるブロガーの実態。
世の中、3割バッターで一流なんてことを言ったりもします。


だとすれば、自分なんかがまともな記事を書けなくたって、それが当たり前。数打ちゃなんとやらで、とにかく記事を書き続けるしかない。


そうです、ここで記事の出来について「ま、いっか」の精神がよみがえってきます。


何か、ネタというか、ネタまでいかなくとも、記事のとっかかりになるような出来事、言葉にアンテナを張っておいて、ん? と、ちょっとでもひっかかれば、とにかく書き上げる。
そういう作業を続けるしかないんでしょうね。


落ち込むから、3か月、半年ぐらいはアクセス数を見ない方がイイ、というアドバイスを書いている記事も見られます。
そうですよねえ、みんな潜り抜けてきたトンネルなんでしょうねえ。
最初から順風満帆なんて、やっぱり無いんですよ。


もちろん、そうじゃなくって、あっというまに人気が出て、収益も上げていますよってブログもあるわけですが、そういう才能と比較すると、めげちゃうだけですからね。


うん。ここまで書いて来て、なんとなく「ま、いっか精神」が取り戻せたような気がしますです。
我田引水。


記事がすんなり書けないなあって方、「ま、いっか精神」でがんばりましょう。もっかい、やってみましょう。

 

 

 


「2:6:2の法則」よく働く2のアリの数を増やす方法はただ一つ、アリの群れを大きくすること。ブログの記事数を増やしていくことがベースなんです。


既存の記事をリライトしてイイ記事にしましょうっていう方法を提言している人もたくさん居ますね。
それも一つの方法だと思いますが、それって、何が正解なのか分かっていないとできませんよね。
正解なんて、記事数以外にあるの? って思います。今のところ。


アリさん、ちゃんと働いてよね、って言ってみても、なかなかね、アリさんはこっちの気持ちなんて無視してやっぱりタダのアリさんです。それでイイんです。


意外なアリさんがとってもよく働いてくれたり、期待していたとっておきのアリさんがずっと寝たままだったり。いろいろ、思うに任せません。ブログ記事ね。


グーグルの検索上位配置ロジック、SEO効率なんて、予想してみてもしょうがないです。


そうねえ、反応が返ってくるまでには時間がかかるんですよ、っていう記事の意味がようやく分かってきたって、そういうレベルなんでありますねえ。


とかね、こんな記事でも誰かの励みになるかもしれないですし、ぐちぐち言っているうちに、きょうも1記事アップできたのでありました。


ま、いっか!

 

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【プログラミング教育】は日本を救うのか 【ロジックロボット】というゲームを考える

<プログラミングを教えることができる人って 昔から ほぼ 居ないと思うです>

日本はIT後進国だっていうのは、21世紀に入ったあたりからずっと言われていますよね。
困ったもんだとはいいながら、誰も具体的な解決策を思いついていないのかもです。


ハードには長けていてもソフトに弱い、っていうのが現状なんでしょうかね。


そんな中、文部科学省の音頭で2020年からプログラミング教育が小学校でも必修化されましたです。

 


2017年から取り組みが始まっていて、2020年度で全面実施ってことだったんですが、コロナ禍の混乱の中で、どこまで進んだのか、実態についての報告だとかはこれからになるんでしょうね。(2021年3月末時点)


でもこれ、必修化されたとはいうものの、具体的なカリキュラムとして学校内での授業内容は決まっていないのが実情のようです。
ここですね。国をあげてソフトに弱い。何をしてイイのかよく分からない。


2020年2月に改訂された「小学校プログラミング教育の手引(第三版)」によっても明確になってはいませんです。

ダメじゃん! っていうのは簡単なんですが、プログラミングを教えるってかなり難しいことですよね。


ほとんどのプログラマーは独習だと思いますね。向き不向きのある職種ですし、あるレベルまで自分で習得してからじゃないと、現場でのスキルアップ、オンザジョブトレーニング出来ないのが実際だと思います。
向き不向きはホントに大きいです。プログラム。


小学生でもバリバリとプログラム言語を使いこなしている児童もいるでしょうけれど、その児童にしても親が指導した結果、プログラミング出来るようになったというのではなくて、独学独力で習得したというニュースはいくつか報道されていた記憶があります。


誰かに手取り足取り教わった結果じゃない。向いていた例でしょね。


小学生を初めとして、子供にプログラムを教える立場の人にプログラム経験がない、というのが実情なんじゃないでしょうか。子供に教えられるスキルを持った大人なんて、そうそういませんです。


歴史的に見ればつい最近出てきたものですし、今でもプログラミングなんて一般的なものじゃないですよね。


外国のことは知りませんが、少なくとも日本はそういう状況ですから、小学校のプログラミング教育という学習指導要領に、深刻に困っているのは教わる児童、生徒側ではなくて、教えなければならない先生方ということになるでしょう。


今の先生たちが学生の頃にパソコンは普及していたでしょうけれども、誰もがパソコンでプログラムを経験しているわけじゃありません。というより、プログラムなんて普通やりませんです。少数派。


パソコンが出来る、イコール、エクセルが出来る、ワードが出来る、というのが当たり前のこととして通じていたのが、たいていの大人たちの経験ということになるのではないでしょうか。


だいたい「パソコンが出来る」って言葉。意味不明ですけれどね。


文部科学省のエライ人たちにしても、全員がプログラミングについて習熟しているとは思えません。


桜田サイバーセキュリティ担当大臣が
「パソコンなんて自分で使ったことない」
と言って辞任したのが2019年のことですから、霞が関全体として考えてもプログラミング経験者、あるいはプログラミング理解者といえるようなスキルの人は決して多くないんじゃないでしょうかね。


パソコン使ったことない。そういう人がサイバーセキュリティ。

なんだかねえ。。。そういう国。台湾とは雲泥の差。


でも、そうした事実を大声で言える人も少ないんだと思います。

 


エクセルを使える程度のパソコンスキルの人がほとんどの中で、パワーポイントで図表を作れたりすると、もうヘビーユーザー気どり、というような状況もよく見かける気がします。


こういうのって日本だけのことなんでしょうか。


もちろん、コンピュータは1バイト文化のたまものです。2バイト文化の東アジア圏にはキーボード文化もずっと無かったわけですから、プログラミングに馴染がないというのも肯けることではあるんですね。
年齢層が高くなれば高くなるほどプログラミング経験者は、どんどん少なくなっているだろう現状。


スーパープログラマーハッカーと言われるような世界最高レベルの日本人が居ないことはないんですが、例外なく活躍の場を海外に置いているみたいですね。


国をあげてプログラミング技術を習得することに取り組んだインドや、自国の中枢で活躍する台湾の天才プログラマーの話題は華やかですが、最近の日本ではそういうスーパースターがいませんですね。そういう話題を聞きません。


なんでですかね? 優秀な人はいるんでしょうけれど。


で、遅ればせながら日本の文部科学省も小学校からプログラミングに馴染ませて、新たな才能を見出したい、ICTの人材を確保したいという気持ちなんだろうと思います。


そうなるとイイですね。でも難しそうですね。どうしたらイイでしょうね。


で、ここに東京文京区の株式会社バンソウが、中央区の株式会社VITAとの共同開発で【ロジックロボット】というボードゲームを、2021年3月24日に発売開始しました。


【ロジックロボット】は『20分でプログラミングの思考法を直感的に学べるボードゲーム』

遊びながらプログラミング的思考が身に付く、というゲームだそうです。文部科学省のコンセプトにも沿っている感じですね。プログラミング的思考ってなんなのか、よく分かりませんけれどね。

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【ロジックロボット】が重視しているのがプログラミングの「条件分岐」


ゲーム世界の中で宝物の「オメガライト」を自分のロボットをプログラムでコントロールして取得するために、条件分岐をうまくクリアする工夫を、遊びながら身に着けていくというコンセプト。


ま、おそらく、ビジュアルプログラミングの仕組みを応用したゲームなんだろうと思いますが、大人も遊べますよ、っていうことなのでそこそこしっかりしたものなんでしょう。


2人から4人の対戦型のボードゲームですが、大人はこっそり「1人で遊んでみる」っていうのもアリだと思います。


子どもに教えないといけない立場の大人で、プログラミングとか知らんわアって人、イイかもですよ。


ゲームから離れて個人的な思いですが、条件分岐ってその条件そのものをどう理解するのかが難しいところです。


今のプログラミング環境は随分とビジュアルインターフェイスですからね。実は条件分岐の条件自体が不十分で「想定外」なパラメータを受け取ったモジュールが「暴走」するといった事象が起きちゃったりしていますからね。


分岐先のモジュールが完全であっても、受け取った値が「想定外」でアウト! になって社会問題になったりもしちゃってます。


プログラム言語としては、そのためのエルスだったりデフォルトだったりを用意しているんですが、案外ないがしろ。


受け取ったデータが判定できる形態のものと考えていると、そこに想定外が出てくる可能性があるんですねえ。


ま、製造過程はどんどん変化していますからね、プログラミング的思考に理解のある日本人がどんどん増えてくれればオッケー、なんだと思います。最初の一歩ですね。うまくいくとイイなあと思います。


児童に教える先生方の勉強の方が大変なのは間違いないと思います。


アドバイスってほどじゃないですけど、ひとこと。


プログラムは言語です。言葉。あらたな言葉をおぼえるって意味では文系です。ただ、会話する相手が機械、コンピュータ、コンパイラーだってことです。
こいつらはね、融通性が全くないんです。そこがなかなか馴染めないところ。


ビジュアルインターフェイスのプログラミングを構成しているモジュール、そのモジュールの中のプログラムに考えを届かせるような態度で取り組めば、子供たちの疑問質問にも、ちゃんと向き合えると思います。


モジュールをブラックボックスのまま理解したつもりになると、すぐ煮詰まりますよ。急がば回れ、だと思います。


今さらながらのお勉強です。ご苦労様です。

 


老婆心ながら、昔の「オープンソース4部作」って今でも「青空文庫」で読めます。
大まかに今のプログラミングというものを捉えるのに役立つんじゃないかなと思います。
第4部の『Weaving the Net of Indra』は翻訳されていないというか、発表されていないのかもですが、

 

チョー有名な『伽藍とバザール』

 

 

『ノウアスフィアの開墾』

 

 

『魔法のおなべ』

 

は読めます。


子どもたちの前にプログラムを理解しなければいけない、担当の先生方、前向きにいきましょう!

【文春砲 次のターゲットは?】二人の女から見えてくる女の戦い方

<令和3年の日本を牛耳っているのは週刊文春なんでしょかね>

なぜこのタイミングで? なぜ内部データが? そして、なぜ、また文春が?

と話題の輪を広げた「オリンピッグ発言問題」からさかのぼっても「東北新社接待問題」「緊急事態宣言下同伴出勤問題」「東京高検検事長賭け麻雀問題」「法務大臣ウグイス嬢違法買収問題」


エライ人たちの言動に信頼を寄せられない事態が続いている今の日本で、枚挙にいとまのない “センテンススプリング” の活躍が続いています。


“センテンススプリング” という言葉が流行ったのは2016年のベッキーさんの不倫報道からでしたね。

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同じ時期の2016年1月、週刊文春WOMANに「あの頃、私はOL委員会だった」という記事が掲載されました。


著者はもちろん、清水ちなみさん。


大人気だった「OL委員会・おじさん改造講座」が週刊文春で連載が始まったのは1987年、昭和62年のことでした。昭和ですよ、昭和。もう既に懐かしすぎます。


「おじさん改造講座」は瞬く間に日本中に浸透して、文春の売り上げもどーんと伸びたらしいです。
映画にもなりましたし、記憶している方も多いと思います。


実はその清水ちなみさん、2009年にくも膜下出血で倒れて、脳梗塞になって失語症を患っていたということなんです。


2016年1月の「あの頃、私はOL委員会だった」という記事は回復して最初の「書く仕事」だったのかもしれませんね。あるいは口述筆記だったりしたのかもです。


2020年の6月には「文春オンライン」で「「OL委員会」の人気コラムニストが忽然と姿を消した理由」という連載記事を、これは正真正銘自分で書いて、復活しているようです。目出度いです。

 

「おじさん改造講座」はバブル景気の中で、その改造を指摘されている当の「おじさん」側に妙な余裕があったのか、OLさんたちばかりでなく、改造のターゲットであるおじさんたちにも支持された人気コラムでした。
「バブルくん」などと揶揄された当時の新入社員たちも、今や会社の重鎮に納まっていることでしょう。


1997年の連載終了まで11年も続いた「おじさん改造講座」でしたが、果たして、おじさんたちは改造されたんでしょうか。


「おじさん改造講座」は会社のおじさんたちを「不思議な生き物」として、その生態を露にしようとするコラムでした。

わっはっは、だったのです。当のおじさんたちにも面白かったのです。ホントに不思議な生き物だったのですよ。


清水ちなみさんはFAXアンケートという形でOL仲間を募り、最終的には8,000人という数のOL委員会になったということです。FAXです。昭和です。


目の付け所、行動力、ジャーナリストとして抜群の才能があったってことでしょうね。


もう一つ言えば、週刊文春との出会いというのも大きかったように思います。

 


週刊文春は創刊時から、女性読者を大事にする、というのがモットー。ヘアヌードブームなんかにものっからず、変わらない姿勢を貫いています。女性目線を大事にしている週刊誌。イイですね。


才気あふれるジャーナリスト、清水ちなみさんが生まれたのは1963年の2月20日、東京だそうです。


その1年ちょっと前、1960年9月13日に、同じく東京に生まれたもう一人の才女がいます。


その人は「東北新社接待問題」「NTT接待問題」で矢面に立たされた山田真貴子さん。“呑み会を断らない女” として取り上げられました。


山田真貴子さんは学年として清水ちなみさんの1つ上ってことになりそうですね。


山田真貴子さんは早稲田大学法学部から1984年に郵政省に入られます。


一方の清水ちなみさんは青山学院大学文学部から1985年にコンピュータ関係の会社に就職されています。


「おじさん改造講座」の連載開始が1987年ですから、入社してすぐに清水ちなみさんは社内の「不思議な生き物」の存在に気が付いて、ユーモアを交えながらもおじさんたちを「改造」しようという “戦い” を始めたと言えそうです。「おじさんたちって、ヘンッ!」ってことですね。


山田真貴子さんの方はといいますと “呑み会を断らない女” としての、これも男社会の中での “戦い” を始めていたと言えるでしょう。


圧倒的な東大閥の勢力の中で、早稲田の花は、全省庁初の女性官房長就任、女性初の総務審議官就任を経て、女性初の内閣広報官にまで出世しています。凄い人です。
「このハゲッ!」とか叫んじゃう女性議員なんかとは比較にならない実力、才能。


女性の活躍の場を広げようという空気の中で、退任はもったいないことでした。


ただ、一般企業に比べても圧倒的に男社会であろうお役人さん世界で、山田真貴子さんという人は、男としての働きを自らに課していたのではないか、という気がします。


男にへりくだるのではなく、自分を男として仕事に対していく。仕事をする自分は女でなくてイイ。
“呑み会を断らない女” という自らの発言は、どういう文脈の中で言われたものなのか定かではありませんが、新しく入省してきた新人へのスピーチの一部だと報道されています。


自分はこうやって、つまり嫌な呑み会という風習にも積極的に参加して、男社会の中を泳いできましたよっていうふうにも聞こえます。呑み会も仕事なんですよ。男として仕事するのがイイですよ。


女ならではの、というのは偉くなってからしかできません。女性は、偉くなるまでは “呑み会を断らない女” でいくのがイイと思いますよ、っていう感じ。ま、そう感じるのは偏見の類かもしれませんけれどね。


まさにこれからだったんじゃないか、と思うわけです。返すがえすも残念ですね。


で、そのスクープをとった文春側に足を置いていたのが清水ちなみさんです。


コンピュータ関連の会社に入った清水ちなみさんは、ずっと女として、嫌な事はイヤ、嫌いなものはキライ、として戦ってきたように思えます。
なにせ「おじさん改造講座」ですからね。新入社員であっても女性としての意見です。


この二人の、人柄というのではなく、仕事に対する姿勢。


山田真貴子さんも清水ちなみさんも、幸せな家庭生活を送っておられることと思います。
家の中では妻であり、母であり、才能あふれる女なんだろうと、勝手ながら思います。


清水ちなみさんは、その旦那さんの言葉を借りれば “くだらないことに情熱をかける人” なんだそうです。
行動力の源泉ってことでしょう。


この “くだらないこと” のエピソードはけっこう感動ものだったりします。
「OL委員会」の人気コラムニストが忽然と姿を消した理由」で読めます。

 


優秀なジャーナリストが失語症になってしまって、そこから言葉を取り戻すってことは並大抵の意思ではないと思います。


いろいろあったにしても、山田真貴子さんも清水ちなみさんも、まだまだ人生は続きます。
文化的に疲弊ぎみの日本を救うべく、活躍を期待したいです。


コロナ問題に対して、進捗は遅々としているようですが、ワクチン接種も始まっています。ようやくではありますがアフターコロナの世の中が始まろうとしているんだと思います。


私をはじめとして改造されなかったおじさんたちがはびこっている日本ですが、政治の世界、お役人さんたちの世界ばかりでなく、会社、一般社会に “不易流行” の態度が出てこないと、世界から取り残されてしまうような懸念があります。

 


オリンピック周りの人事は、とにかく女性を就任させればいいでしょ、みたいな安直さが感じられて、刹那的、その場しのぎという日本的な悪い空気が変ったようには思えません。


週刊文春に称賛されるような活動、活躍を、女性にこそ期待したいですし、男性諸氏も広いキャパシティで世界に対峙していってもらいたいもんです。エライ人たちね。


それにしても文春さん、なんか楽しい話題、ないっすか?

 

【はてなのブログチャレンジ】で遊びましょう! はてなブログの広い森

<ブログを続けるモチベーション 初心者が面白いものを見つける工夫>

ちゃんとしている人は最初からちゃんとしているでしょうから、とっくに知ってるよ! ってことなのかもしれませんが、“はてなのブログチャレンジ” って知ってました?

 

ついこの前、全然はてなと関連の無さそうな記事の中でこの言葉を見つけまして、ナニソレ? って検索して辿り着いたのでした。


まだまだ知らない、はてなブログのコンテンツ。


他にもこういうプレゼンというか、アソビごころ、みたいなページってたくさんあるのかもですね。

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そういえば、って思うんですが、じっくりはてなブログ内を見て廻ったことなかったです。
はてさて、どういう顔ぶれが用意されているんでしょう。


ま、それはゆくゆく見ていくことといたしまして “発見” した「はてなのブログチャレンジ」についてです。


タイトルだけからしますと、なにそれ? チャレンジって、何するの? っとなかなか見当の付かないものかもしれません。って私だけかもですが。。。


面白いですよ。「はてなのブログチャレンジ」


いってみれば自分のブログレベルを “見える化” してみましょうってことですね。

 


はてなブログが用意している項目をチェックすることで、『ブログレベル』が判定されて、『二つ名』が認定されます。


ちなみに当ブログは『レベル11(Silver)』で『鋼鉄の絶品』という評価です。
『鋼鉄の絶品』意味は分かりませんが、にへへ、って感じです。面白いです。


『鋼鉄の絶品』という二つ名は、レベル11なら固定でみんな鋼鉄の絶品というものではなさそうで、チェックするページに表示されている “達成者たち” 欄に他の二つ名も表示されています。
『蒼き冴えた』とか『揺るぎない誇り高き』とかいろいろ。遊べます。


はてなのブログチャレンジ」には3段階が設けてあります。
『初級 ブロガーを目指す君へ』24チェック項目。
『中級 ここからが本番だ』30チェック項目。
『上級 ブログマスターへの道』24チェック項目。


初球をクリアしないと中級へ進めないというような、段階を踏んだ項目チェックではなく、初級、中級、上級どれでも好きに項目チェックできます。


レベルがいくつまで設定されているのか、『鋼鉄の絶品』レベルでは知る由もありませんが、表示されている “達成者たち” の最高レベルは13で、その二つ名が、
『一歩を踏み出した轟く煌めきの』
『一歩を踏み出した銀河に轟く真紅の』
『一歩を踏み出した銀河に轟く漆黒の』
『一歩を踏み出した銀河に轟くこなれた』
『一歩を踏み出した深淵より出しもう何も怖くない』
となっています。


この例の全てがレベル13。


二つ名を与えるのに、何か一定のロジックがありそうですが、レベル13までいって『一歩を踏み出した』という二つ名に共通する言葉は、案外、重たいですね。


チェック項目のそれぞれに、その重さに比例したポイントが設定されていて、充分に大人の遊びになっていると思います。


上級レベルのチェック項目の中には
「講演オファーを受ける(7ポイント)」というのがあって、おひょ~! と思ったんですが、なんと273人もの達成者がいらっしゃいますよ。はてなブログ、すげえっ!


さらには「書籍化のオファーを受ける(10ポイント)」というのもありまして、こちらは250人の達成者。
なんだか、恐れ入ってしまいます。


まあね、こういう凄い人もいるけれども、そうじゃない人もたくさんいて、みんな等しく「はてなのブログチャレンジ」で遊べるってことです。


自分でチェックして、自分で評価を受けるわけで、別に誰に言う必要もないですから、講演オファーとか、書籍化オファーとか全く無縁の私でも、はい、充分に面白く遊べます。『鋼鉄の絶品』ですから。


そんでもって『初級 ブロガーを目指す君へ』の最初のチェック項目は「記事を1個公開する(1ポイント)」というものです。


まさにブログ始めました! というはじめの一歩の項目。
こちらは41,448人が達成登録しています。


これ、ん? って思いますよね。4万人という数は少なくはないですけれど、はてなブログをやっている人って、もっとめちゃめちゃ多いはず。ですよね。


ん~。やっぱり、この「はてなのブログチャレンジ」って、認知度、低いんではなかろうか、と思う次第でありますよ。


それとも、「くだらんっ!」とかいって遊んでくれない? ってこと?

 


ブログ記事を書き続けるって、ホント、なかなかにしんどい作業です。時間もかかります。
まあね、サラッと書けてしまう人もいるのかもしれませんが、たいていの場合、しんどいと思います。


それに加えて、アクセス数というか、たとえば収益なんかも考えますと、リアクションもなかなか芳しいものが得られない感じですからね。


3か月ぐらいで “きゅ~け~” って人が多いというのも頷けますです。


私などは、ブログというか、ネットの仕組みもよく分からないし、目はしょぼしょぼしてくるしで、なんだか無理矢理書いている感も強い状態ですが、今のタイミングでなんとか3か月半続いております。


全く知らない世界だからなのか、

「何か面白いことないか(1963年 日活)」

何かいいことないか子猫チャン(1965年 ユナイテッド・アーティスツ)」

というノリで、ネット内をウロウロしています。


そこから面白そうなことを拾ってこようという魂胆なわけですが、「はてなのブログチャレンジ」は充分に面白いと思うんですけれどねエ。


こういうのってはてなブログ側のアイディアなんでしょうけれど、項目をチェックするということで、少なくとも現時点までに、ブログ運営会社の考えているブログの在り方、みたいなものが見えてくるような気もします。


はてなのブログチャレンジ」でレベルを上げる、という遊びの中で、ブログの中でどういう行動があるのか、どういうブログ運営をして欲しいとブログ運営会社は考えているのか、自分の記事に反映できるようなコンセプトが何かないか、という「面白いこと」「いいこと」を見つけるヒントにしてやろうじゃないか、ってことです。


3か月というデヴィルズタイムをどうやら抜け出せそうなので、なんとかこのまま記事を書き続けていこうと思うのであります。はい。


なんせ、あれですよ、「サーチコンソール」でも書きましたが、サーチコンソール インデックス カバレッジ レポートによればですね、
『サイトのページ数が 500 未満の場合、このレポートを使用する必要はおそらくありません。』
なのでありますですよ。でんがなまんがな、ですよ。


500記事ってこりゃもう、ポータル的なブログでもなければ、遠いです。永遠に思えてしまう数です。


でも、やっている人も少なからずいらっしゃいますね。


15年以上やってますよって人もいます。当然のごとく記事数は500どころではなく2,000ぐらい。

 


うっはあ~! でもあれです。1日1記事を続けていくと、500って2年かからないわけで、って、そりゃ無理でしょうねえ。アホな計算ですねえ。実績なく言ってはいけませんですねえ。


はてなのブログチャレンジ」の項目チェックを少しずつ増やしていくことを楽しみに、まだまだ頑張っていこうと独り誓う『鋼鉄の絶品』なのでありました。


未チャレンジの方、「はてなのブログチャレンジ」面白いと思いますよ~。

 

【桂文福】の元気にコロナの沈滞ムードを吹き飛ばしてもらいたいです

<文字落語 ワーッとバアーっとコロナを吹っ飛ばしてくれ! の一席>

マルちゃん棒さんシリーズでございます。


今回から『Iconpon - 無料アイコン素材』さんのアイコンを利用させていただいて装いも新たに、ってことにいたしましたんで、なおひときわお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

 

なんですか、大きな街の繁華街では緊急事態宣言明けからギャーギャー騒ぎまくっている酔っ払いが顰蹙を買っているなんて話も聞こえてまいりますが、皆様方にはいかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

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マルちゃん棒さんの暮らしております街は、いたって静かなままでございまして、二人も “自粛生活” からなかなか抜け出せてはいないようでありますね。


土曜日の夕方、まだ明るい時間ですが、棒さんが1人、キッチンのテーブルでスマホに見入っております。

 


テーブルの上にはストレートグラスに琥珀の液体。隣りに大きめのグラスでチェイサーを並べまして、チビチビと “宅呑み” を初めておるところですね。


銘柄は “カナディアン・クラブ”


甘味の感じられる、すんなり呑めるウイスキーでございましてね、棒さんのような酒呑みはもっぱらストレートでいくことが多いです。


でもまあ、オマジナイといいましょうか、マルちゃんからもずっとウルサク言われ続けておりますもんで、ちゃんとチェイサーを用意しているんであります。たっぷりの氷に最近のお気に入り “セブンのレモン炭酸”


一緒に買ってきた “さわらの西京焼き” には割りばしがのっておりますが、棒さん、レンジでチンしたんでしょうかね。

ンまい酒さえあれば他はどうでもってタイプですから、どういうことをしているんだか怪しいもんであります。


けっこう長い時間スマホに見入っている棒さんでありますが、みなさん!
スマホ、見るとき片手で持って、こう、胸の前あたりで、首を前のめりにして見ていませんか?


ガクッとこう頭を垂れた格好で。


これね、誰が言ったか知りませんが、って誰でも知っているあの人が言ったんですけれど “スマホっ首” っていいましてね、頭痛肩こり樋口一葉。首の凝りにもつながって、すごく身体に悪いそうです。


せめて目の高さに近いところに固定しておくのがイイそうです。


それを何より証拠には、棒さん、さっきから何回も首を回したりしておりますですよ。でもまあ、人間、夢中になっちゃうと子供も大人もありゃしません。ガックリうなだれ首で見続けているんですねえ、良くありませんよ。


と、どうやらそこへマルちゃんが買い物から帰ってきましたようで、

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ああ疲れた。なんだかんだ言ってもやっぱり、人出は増えてる感じだわね。レジが非接触型とかになってから効率悪くなった気がするわ。何見てんの?

 膨らんだエコバッグをテーブルに置きながら、棒さんのスマホを覗き込みます。
棒さんは画面から目を離さずぼそっと、

 

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カツラブンプク

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何回見てんの? この前からずっと桂文福じゃないの

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ユーチューブ、いっぱいあんだよ

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まあね、あたしも好きだけどね。賑やかでイイわよね

関東にもいちぶね、文福ファンがいますよ。一部ね。


文福の“福”の字ですが、ブランデーのブじゃなくって、プレゼントのプと読むんだそうでして、どうでしょうねこれ、昔話の「文福茶釜」の読み方もこの2通りございますからね。


ま、ご当人の、桂文福師匠の受け継がれた読み方ってことなんでございましょうね。
もしかするとあれですかね、関東ではブランケットのブ、関西ではプレッシャーのプって読む習慣があるんでしょうかね。


とにかくワーッとバアーっと、何でもかんでもワーッとバアーっとヤカマシイ人で、いやいや賑やかな芸人さんでして、相撲甚句なんかをイイ声で聞かせてくれます。


一区切りついたところなのか、棒さんがスマホをテーブルにおきましたよ。

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そういえばこの前、気にしてたのあったじゃん

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え、気にしてたこと? あたしが?

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ほら、闇営業

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ああ、あれね。突然ポツンって感じで入れてくるじゃない、闇営業って言葉

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何が面白いのか、さっぱり……

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分からないわよねえ。ディスってる感じでもないでしょ

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カラテカとか宮迫とかをディスッたりする落語家じゃないよ。あの人は

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だからさあ、何なの闇営業って

 桂文福って落語家さんはですね、出囃子に “月光仮面は誰でしょう” を使っておりましてですね、ふざけた雰囲気を醸し出しながらも、バカ丁寧なお辞儀をして、話し始めるんですが、とにかく、口を開いたらもう止まりませんよ。


大向こうにウケなくたって、自分でワーッとバアーっとやる。


噺のタネも次から次。全然違う話題でもワーッとバアーっと途中で入れて、切れ目なく続けていきます。


声の芸、喉の芸です。歌謡曲なんかも一節二節入れながら、ワーッとバアーっとやる。


ネタの面白さ、話の巧さで見せる聞かせるタイプじゃないんですね。勢いです。ワーッとバアーっとです。
声の質がね、なんと言いますか、大道芸の響きなんです。そういう種類の “美声”

 


落語家として高座でやってるからイイようなものの、その辺であの声をあげてワーッとバアーっとやられて日にゃあ、パトカーを呼ばれちゃいますよ。


とにかく響き渡るワーッとバアーっとなんです。ウルサイ、といえるのかもしれません。


そのワーッとバアーっとの中に、ギャグをバンバン入れてきます。はい。面白さじゃないんです。勢いで入れてきます。


で、その中にマルちゃんが気にしている “闇営業” って言葉があるんですね。ボソッと。脈略があるのかないのかさえ、マルちゃんには分からない。


で、それを棒さんが調べたようなんですね。

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闇営業って、何かのギャグなの?

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いや、そうじゃない

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もったいぶるな、コンニャロ!

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桂文福って吉本興業所属なんだよ

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じゃ、やっぱりディスってる?

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ディスってるとすれば、自分自身をディスってる

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はあ?

丸ちゃんも自分でカナディアン・クラブのソーダ割りを作って、棒さんの向かいに陣取りました。

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どうもね、元祖みたいなんだよ、闇営業の

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桂文福が闇営業の元祖?

いやあ、これはですね、棒さんの調査も中途半端だと言えるでしょうねえ。


そもそも闇営業なんて、昔の芸人さんにとっちゃ、全然悪いこと意識、ないことだったでしょうからねえ。今の桂文福さんが元祖と言い得るかどうかは判りません。


吉本興業の芸人さんたちによる反社会的勢力との闇営業というのは、まだ記憶に新しいところですが、あれは2019年の出来事でした。
問題となった闇営業自体は2014年の暮れのことだったそうですが、桂文福さんが“闇営業”ということで所属の吉本興業を解雇されたのは1979年のことみたいです。


なにせ古いことですので実際にどういう“闇営業”だったのか分かりませんが、その後2010年に吉本興業に復帰して今の活躍となっていますね。

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そうか、伝統芸みたいなもんなのね

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その言い方はダメでしょ

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そうね。でも、2,3年前のあれがあって、それも含めて自分のギャグにしてるのねえ

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ま、そゆことだね。奥さんにはB福って言われてる

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え? 奥さんも出てきたの?

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いや、奥さんのはブログ

 “文福のヨメ物語” ってのをやってらっしゃいますようで。夫唱婦随、というわけでもないのかもしれませんが、いろいろ波風を乗り越えて、一緒にやってきているんでございましょう。


ま、そのギャグの効能はどうあれ、芸人さんも高座に上がる機会が減って汲々としているという話も聞きます。


なんかね、コロナ禍のふさいだ空気をね、桂文福さんのワーッとバアーっとで、一気に吹き飛ばしていただきたいところです。


エネルギーですよ。とにもかくにもパワー。

 


マルちゃん棒さんも、桂文福さんのワーッとバアーっとで、知らず知らず、元気をもらっているんだと思いますね。


無駄に大声のワーッとバアーっとですが、どんどん響かせてくれる場が早くやって来ますように、世の中広く御祈念させていただきまして、おあとがよろしいようで。

 

<マルちゃん棒さんシリーズ>

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