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【東京「町」歩き】23区 北区編 北区の「町」はチョウかマチか

< 東京都23区 北部に位置する北区には 30の町名があるのであります >

「【「町」の読み方】あなたが住んでいるのはチョウですか? それともマチですか?」で、日本全国の「町」の読み方について、ちと調べてみたわけですが、全体として「町」の読みは「チョウ」の方が多かったのでした。

 

でもこの結果は市部や区部の中の「町」は対象外としてのデータでしたので、差し当たって、東京23区の区部の中の「町」の読みについて調べてみようと思い立ったわけです。


市町村合併などによって失われいく地名も少なくない現状ですが、「チョウ」と読むか「マチ」と読むかという以外にも、「町」という字の付かない「町」というのもありますし、知らない町名、不思議な町名というのも少なくないだろうと思います。


東京都23区、第7回目は「北区」です。

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北区の面積は20.61平方キロメートル。23区の中で11番目の面積。人口が35万3千人足らず。
なんか北区って、根拠なくですけれど、けっこう広い区のイメージでしたが、23区の中で中間ぐらいなんですね。


区の木はサクラ。区の花はツツジ


令和現在の北区は、区外へ通勤している人の数の方が若干多くて、昼間の人口の方が夜より少ない区です。


東京の23区には東区、西区、南区というのはなくって、北区のみですが、北区って他の地域にはけっこうありますね。


札幌市北区さいたま市北区名古屋市北区大阪市北区熊本市北区新潟市北区、神戸市北区、堺市北区岡山市北区京都市北区浜松市北区
ざっと見渡してみてもこれだけあります。もっとほかの地域にもあるかもですけれどね。

 


東京都北区には、一部で有名な「東京で一番低い山なんだってば問題」というのがあります。


国土交通省の特別機関「国土地理院」が認めている、東京で一番低い山は、港区にある「愛宕山」標高25.7m。


北区には古くから「飛鳥山」と呼ばれる「山」があって、2006年に北区が測量したところその標高は25.4m。


で、国土地理院飛鳥山を東京で一番低い山として地形図に記載するように要望したんですが、国土地理院は「知らんがな」という反応だったみたいです。


北区としては「なんでやねんッ!」と怒り心頭? らしいんでありますが、東京の中で関西弁で言い合っている辺りが「ま、いっか」というレベル感なのかもしれません。知らんけど。


その飛鳥山には「飛鳥山公園」があってですね、こちらは別に国土地理院からお墨付きをもらわなくたって、正式な公園ですし、チョー有名な桜の名所です。


1870年、明治6年に「太政官布告」というさも明治時代っぽい感じのいかめしい名前の明治政府の法令によって、「日本最初の公園」とされた由緒ある場所なんですね。


この時に東京で、日本最初の公園に指定されたのは「台東区の上野公園」「台東区浅草公園」「港区の芝公園」「江東区の深川公園」そして「北区の飛鳥山公園」の5つです。
令和の現在でも人々の憩いの場として存続していますよ。5つとも。


飛鳥山公園が桜の名所となるにあたっては、例の、あの将軍が関わっているんであります。


そです、
「【東京「町」歩き】23区 江戸川区編 江戸川区の「町」はチョウかマチか」

「【東京「町」歩き】23区 葛飾区編 葛飾区の「町」はチョウかマチか」

 

でも、ご登場いただきました、徳川8代将軍の吉宗サマであります。でも、今回は鷹狩じゃないみたいです。

 


徳川吉宗が将軍だった当時、江戸の人口はどんどん増えて行っている時期でしたが、桜の名所として有名だったのが上野の寛永寺。花の時期になるとわんさか人が集まって来て、「アタマ山」の大騒ぎもかくやという乱れようだったそうで、メークンである吉宗サマは頭を悩ませました。


でも、なにせメークンであらせられますから、吉宗サマはね。パッと閃きます。


そうだ、集まる町人を分散させよう、っていうんで1720年、鶴の一声で飛鳥山を整備して桜木を1270本植え付けたんだそうです。で、桜の名所、一丁上がり。それにしても凄い数ですね、1270本の桜。


桜の時期には吉宗サマ自らが飛鳥山に宴席を設けて、桜の名所をアピールしたということです。


でもねえ、将軍が催す花見って、江戸の庶民にとってどんなもんだったんでしょうね。
で、また、警備を申し付かった旗本たちにとって、とんでもなく大きなプレッシャーだったと思いますね。
昨今の東京サミット警備どころの騒ぎじゃ無さそうな気もします。


だいたいね、江戸っ子の花見ですからね、もう最初から酔っぱらってますよ。


「おうおう、どいつが将軍様だア? あいつか? あれが将軍ってやつかア?」


別にね、害する気持ちはなくたって、こんな輩が1人や2人じゃなかったんじゃないでしょうかね。


ま、それはそれとして、飛鳥山公園は今でも桜の名所として人気です。令和の現在では650本ほどの桜があるそうですね。って、減ってるやん!


1879年、明治12年には、飛鳥山公園に隣接した地域に渋沢栄一が邸宅を構えていたそうです。
今は、飛鳥山公園の中に「渋沢史料館」がありますね。


その他に「北区飛鳥山博物館」「紙の博物館」もあります。なかなかに文化的なんですよね。


この飛鳥山公園のある地域が「王子」です。


「酒と落語と日本人 酒もたまご焼きも狐だって大好き 【王子の狐】の一席」

で紹介させていただきました「たまご焼き専門店の扇屋さん」は飛鳥山公園の北側、音無親水公園を挟んでJRの線路わきをちょっと入ったところにチョコンッと健在です。


北区といえば、個人的に最も多く行っているところは、なんといっても「赤羽」ですね。
肉の街、ホルモンの街、昼呑みの街、せんべろの街っていうイメージです。


お馴染みでない向きには、どんなんやねん、って思われるかもしれませんが、JR赤羽駅の東側に出れば、すぐに分かりますよ。昼間でも夕方でも、もちろん夜でも分かります。いつでも営業中。

 


街じゅうが、ほろほろとせんべろなんです。イイ街です。電車賃かけてせんべろする価値のある街ですね。
でも、最低3千円ぐらいは持っていきましょう! はしご出来ます。


その昔、中島らも氏率いるせんべろ隊も、わざわざ大阪から来ていましたね。ま、仕事の一環ではあったんでしょうけれどね。


この辺りは上質な赤土の土壌なんだそうで、土器製作には欠かせないというその赤土は「赤埴(あかはに)」と呼ばれていたことから「あかばね」という名前になったそうですね。


赤い羽根伝説、みたいな何かロマンティックな由来は、全然、ないみたいです。あかはに、です。


赤羽駅は、飛鳥山公園のある王子駅から、東十条駅を1つ挟んで北側です。
十条、赤羽は酒呑みの聖地的な人気を博していますね。今でもです。ま、今はコロナですけれどね。


酒呑みに優しい? 北区の町名は30。


「マチ 4」「チョウ 2」「町が付かない 24」でした。


「マチ 4」
岩淵町」「岸町」「田端新町」「昭和町


「チョウ 2」
「王子本町」「栄町」


「町が付かない 24」
「赤羽」「赤羽北」「赤羽台」「赤羽西」「赤羽南」「浮間」「西が丘」「上中里」「桐ケ丘」「志茂(しも)」「王子」「上十条」「十条台」「十条仲原」「中十条」「東十条」「神谷」「豊島」「滝野川」「田端」「東田端」「中里」「西ケ原」「堀船」


芥川比呂志芥川也寸志。そうなんですね、北区の田畑は芥川龍之介の家があった文士村として知られています。田畑文士村記念館っていうのがあります。
イジリー岡田内田康夫江口洋介塩野七生春風亭小朝林原めぐみ深田恭子古舘伊知郎、堀内貴司、宮本浩次。北区出身者はバリエーションですねえ。

 

< チョウかマチか >

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